看護学生や看護師にシングルマザーが多いのはなぜ?後悔はある?【メリット・デメリット】

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離婚準備
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「手に職をつけるために看護師を目指してみたいけど、実際のところどうなのかな?」

「そもそも、なんで看護師にはシングルマザーが多いのだろう・・・」

「看護師を目指してみて、もし自分に合ってなかったら、後悔するのではないか」

離婚を考えたり、離婚後生活が安定しなかったりしたときに『看護師にキャリア転換する』という選択肢が浮かぶ方は、少なくありません。

結論から言うと、看護師を目指すことで、生活が安定する可能性は大いに上がるでしょう。

特に、婚姻期間専業主婦やパート勤務であった方などは、大きく収入を増やすことも、転職の幅を広げることも可能です。

ただし、働き方の幅が広がるだけに、選択した働き方によっては後悔を生む可能性もあります。

この記事では、看護師の資格を取得することで得られるメリットや、デメリットについてもご紹介していきます。

まずはこの記事を最後まで読んで、看護師を目指すことがどのような道のりなのかを知り、さまざまな角度から今後の人生について考えてみてくださいね。

なぜシングルマザーは看護師を目指す?

給与が高い

女性が活躍する職業の中で、給与が高いイメージがあることが理由のひとつです。

わたし自身、看護師資格を持っていなかったときに比べて、看護師資格を取得してからの方が、月に約10万円ほど給与が上がりました(前後ともフルタイム正社員)。

中卒でOK

准看護師であれば中学校を卒業していれば受験資格があり、准看護師を取得できれば、看護師の受験資格を得ることができます。

資格によっては大卒を求められることもあるので、看護師は非常に目指しやすい職業であると言えます。

合格率が高い

看護師の国家資格の合格率は、90%程度と非常に高いのが特徴です。

看護師を目指すうえで大変なのは、実習です。

実習さえ乗り切って、あとは基本に忠実に学習を進めていけば、看護師資格を取得することは困難ではありません。

看護学生のメリット

まず、看護学生になるとどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

時間のメリハリがつけやすい

看護学生は、授業を受けることが基本になります。

仕事と違い、前残業や残業がないため、基本的に定時で帰ることができ、その後の時間を有効活用できます。

学生であれば保育園や学童の利用も可能ですので、子どもを安心して預けることができ、勉学に励むことができます。

また、学生ですので春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇があります。

基本的に平日の通学になるので、土日が休みというところも、ひとりで子育てをするシングルマザーにはありがたいです。

お金の面での心配が減る

給付金の対象であれば、給付金で生活することができるので、生活費に困ることはありません。

シングルマザーが看護学校を目指すのは生活費が厳しい?給付金について解説【2024年・2025年最新情報】

もし生活が苦しい場合には、アルバイトをすることも可能です。

看護学生向けに、学校経由で長期休暇のみの求人なども出ることがあります。

学校までの交通費について、公共交通機関を利用する場合には学割の利用をすることも可能です。

自己肯定感が上がる

同じ目標の友人と知り合うことができるため、お互いに協力し、高め合いながら、充実した学生生活を送ることができます。

新たな道に挑戦していると、周りからの目が変わり、今までにない評価をしてくれるようになります。

意図せず周りから評価されていることがわかると、意外と嬉しいもので、自己肯定感が上がります。

また、就職活動が今までの比にならないくらいスムーズに進むようになるので、自己肯定感が下がりにくいと感じます。

看護学生のデメリット

次に、看護学生としてどのようなデメリットがあるのかについても見ていきます。

時間の制限

看護学生にとって一番辛いのは、実習中です。

記録が終わらないときなどは、睡眠時間がとれないのが当然という日々もあり得ます。

また、特に実習中は働くことが難しくなるため、お金が必要な場合には、実習がない期間や、長期休暇などを活用して、計画的にお金を工面しておく必要があります。

精神的ストレス

実習では、教員や指導者である看護師によっては、圧が辛い場合があります。

教員と指導者の意見に挟まれて、苦しい思いをすることもあります。

もちろん、優しく親身な指導者や教員もいますので、こればかりは運によります。

また、実習中はグループ単位で動くことが多く、グループ編成によってはグループ内で揉めることもあります。

看護師になるメリット

それでは、看護学生を経て、晴れて看護師になる場合、どのようなメリットが考えられるのか、考えていきましょう。

働き方が選べる

看護師には、多様な働き方があります。

夜勤の有無や働く場所、勤務形態など、さまざまな選択肢の中から自分の働き方を選択することができます。

自分のその時々のライフスタイルに合わせて、働き方を見直すことも可能です。

【日勤のみ】シングルマザーが看護師として働きやすいのは?夜勤が厳しいシンママ看護師におすすめの働き方

収入が増えやすい

わたし自身もそうだったように、看護師資格を取得すると、前職と比べて給与が上がる方が非常に多いです。

女性でブランクがあると、なかなか給与を上げてもらいにくいものですが、看護師資格を持っていると、資格手当などがついて高くなりやすいです。

注意点としては、夜勤をしないと給与が安い勤務先が多いので、給与の内訳はきちんと確認しておきましょう。

転職に強い

看護師資格を持っていると、持っていないときと比べて転職活動がスムーズになります。

看護師であれば、仮に引っ越しをしても、就職先が見つかりやすいと言われています。

人手不足と言われており、引く手数多な看護師は、転職に強く、自分に合った働き方を選びやすい職業といえるでしょう。

看護師になるデメリット

次に、看護師になるとどのようなデメリットがあるのかについて考えていきましょう。

人間関係によりストレスを抱えやすい

勤務先や配属先によりますが、気の強い方が多い場所での勤務となると、ストレスが増大するケースがあります。

ある程度の規模の病院であれば配属先を変えてもらうこともできるかもしれませんが、小さなクリニックなどになれば転職を余儀なくされてしまうかもしれません。

夜勤をしないと給与はそれほど高くない

給与が高いイメージのある看護師ですが、日勤のみの場合、給与はそれほど高くないケースが多いです。

夜勤をすれば、ある程度の収入が見込めます。

地域や求人によっては夜勤なしでも給与が高い場合がありますので、いろいろとチェックしてみてくださいね。

夜勤を入れ過ぎて、子どもとの時間がとりにくくなると、それが後悔に繋がってしまう場合があります。

ワークライフバランスをしっかり考えて、夜勤を入れるようにしましょう。

生活リズムが乱れやすい

夜勤をすると、どうしても生活リズムが乱れやすくなってしまいます。

2交代・3交代など病院によって異なりますので、求人を確認して、自分に無理のない方を選択しましょう。

看護師資格に縛られやすい

看護師資格を取得すると「看護師として働かねばならない」と考える人が多いです。

看護師になったからといって、看護師資格に縛られる必要はないのですが、看護師を辞める選択をする方が少数派だと言えます。

看護師になって後悔する?

わたしは看護師を取得して、後悔したことはありませんし、周りで看護師になって後悔している人を見たこともありません。

可能性が広がって良かったと思っています。

看護師になったことを後悔するようであれば、辞めても良いし、休んでも良いのです。

看護師免許は一生ものですので「また看護師として働きたくなったら働く」くらいの心持ちで良いのではないかと思っています。

まとめ

今回は、看護学生や看護師にシングルマザーが多い理由や、そのメリット・デメリットについてまとめました。

シングルマザーは、看護師を目指すための制度が充実しているため、無理なく看護師を目指すことができます。

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もし少しでも興味があれば、看護師への道を検討してみてくださいね。

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