貧乏な人ってどんな人?豊かな人生を送るために必要な考え方

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『貧乏』と聞いて、どんな人を想像しますか?

収入が少なくて、貧しい生活を強いられている人を想像した方が、多いのではないでしょうか。

また、離婚後に経済的に苦しむ女性を想像した方もいらっしゃるかもしれません。

シングルマザーの貧困も社会問題となっているからです。

多くの人は、豊かな生活を望むのに、なぜ人は『貧乏』になってしまうのでしょうか。

そして、どうすれば豊かな人生を歩んでいくことができるのか、考えていきましょう。

『質素であることは、自由であること』

この本は、「世界でいちばん貧しい大統領」と言われた、ウルグアイのムヒカ前大統領夫妻について書かれた本です。


この本を読んで、ハッと気づかされたことがたくさんありました。

それを、今回ご紹介していきたいと思います。

『貧乏な人』とは?

この本において、『貧乏な人』とは、下記のように表現されています。

”貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ”

また、下記のような記述もありました。

”人が物を買うときは、お金で買っているのではない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。”

これらは、前述の「世界一貧しい大統領」と呼ばれた、ウルグアイの第四十代大統領、ホセ・ムヒカ氏の言葉だそうです。

これを読んで、あなたはどう感じましたか?

節約とは、稼ぐこと

芸人の厚切りジェイソン氏をご存じですか?

彼は、「節約は、ノーリスクで稼いでいるのと同じ」だと主張しています。

支出を半分にすれば、収入が倍になるのと同じであり、一般に、収入を増やすことよりも節約をすることの方が、簡単にできます。

収入が増えると、つい支出も増やしてしまいがちですが、その姿勢ではどれだけお金があっても資産は増えません。

つまり、どんなに収入があっても、それだけで豊かになれるわけではないのです。

欲は尽きない

私たちの生活は、便利なものです。

しかし、あれがあればもっと便利だ、と私たちは『もっと、もっと』とお金を使います。

そのお金は、働いて得たもの。

私たちは、働くことにエネルギーと時間を費やしすぎて、目の前の幸せに気づく余裕を失っていることがあります。

花を見て季節の移ろいを感じたり、子どもの成長を傍で見守ったり、そういったことよりも、仕事を優先せざるを得ない状況を、当然のものとしていませんか。

欲は、尽きません。

つまり、お金をどれだけ稼いでも、そのお金は流れ出る一方なのです。

『足るを知る』という言葉がありますが、自分の生活に満足すること。

人と比べなくて良いのです。

働くことで見えなくなるもの

自分の人生にとって、一番大切なものは何ですか?

そして、現在、その大切なものを、大切にできていますか?

『質素であることは、自由であること』の中には、このような言葉が記されていました。

・働けば働くほど、人は幸せから遠ざかる。

・人生の意味は自ら発見するもので、苦しみは真実への案内役だ。

・問題があることに気づいていないこと。「このままでいい」というぼんやりした状況だから、どんどん流されていく。

日々、がむしゃらに過ごしていると、多少の違和感は見て見ぬふりをしてしまいがちです。

しかし、その違和感こそが、あなたの人生の道しるべ。

その事実に気づいたならば、ちょっと一息つきましょう。

少し離れたところから自分を眺めるような気持ちで、自分の人生について考えてみると、今までとは違った視点で考えられるかもしれません。

まとめ

マネカツ

今回は、貧乏な人の概念と、人生を豊かにするための方法について考えてきました。

離婚後は特に、一馬力で頑張らねばならないと奮起し、自分で自分の疲れに気が付かないほどに頑張ってしまいがちです。

しかし、仕事や収入ばかりに目を向けている状態で、幸せを感じられるものでしょうか?

少なくとも私は、家族との時間をないがしろにして、毎日がむしゃらに仕事に励み、家事をこなしていました。

当時は忙しすぎて、それが問題であることにすら気が付いていませんでした。

あなたの、今の状況はいかがでしょうか。

大切にすべきものを、見間違うことのないようにしたいですね。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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