あなたは、夫からの暴言に、悩んでいませんか？
夫から「お前が間違っている」と言われると、自分が間違っているのかと落ち込み、自分を変えなければ・・・と焦燥感に駆られる日々。
友人に相談しても、「また喧嘩したの？」と軽くあしらわれ、大したことではないのだという結論に行き着く。
でも、モラルハラスメント（モラハラ）は、重い問題です。『ずっとこの環境にいるのは苦しい』と、心の中のあなたは助けを求めているのではないでしょうか？
モラハラって？
モラルハラスメント（モラハラ）という言葉を、耳にしたことはありますか？
私は、離婚前に別居に至った際に、初めてモラハラがどのようなものなのかを知りました。
モラハラとは、道徳や倫理に反する、言葉や態度によるいじめや嫌がらせ行為のことを指し、精神的DV・精神的虐待と表現されることもあります。
『うちの夫はDVはしないから・・・』と思って離婚を踏みとどまっていた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、暴力をふるわれたわけではないかもしれませんが、暴言により、心がズタズタに痛めつけられていませんか？
実は、心に暴力を受けていたのです。
モラハラ加害者の特徴
モラハラは、自己愛性パーソナリティ障害（自己愛性人格障害）と関係している場合が多いと言われています。
自己愛性パーソナリティ障害は、心の奥深くでは、ありのままの自分では認められないという思いがあることから、表面的に自分は優れていると思い込み、振る舞うことで、自分自身の精神を保とうとします。
つまり、モラハラ夫からすれば、あなたの立ち位置を下げることで、自分の優位性を見せつけることができるため、自分自身は何の努力もせずに、誇大に振る舞うことが可能になります。
モラハラ夫は、人を痛めつけることでしかメンタルを保てないので、精神的には脆弱ということです。
あなたは、モラハラ夫と、話し合いができないことに悩んでいませんか？
モラハラ夫は、反射的にその場しのぎの嘘をつくことも、平気でできます。
都合が悪ければ、自分が勝てる方向に話を持ち込むために、話を逸らしていくこともあるので、話し合いをしようとしたのに話し合いは進まず、相手している方は疲弊していくことになります。
最初は、衝撃を受ける方も多いと思いますが、少しずつ事実と向き合っていくことで、辛さが軽減されていくかもしれません。
【アドラー心理学】名著『嫌われる勇気』に学ぶモラハラ対処法 - モラハラ夫の心理編 -
モラハラ被害者の特徴
責任感が強く、真面目で、世話焼き。
優しくて、強く主張することはほとんどなく、自己犠牲をしがち。
あなたは、そんな性格の持ち主ではないでしょうか？
あなたは、モラハラ夫に対して、以下のように考えていませんか？
『なんだかんだで、あの人には私がついててあげないと・・・』
『モラハラ夫も苦しんでいるのなら、助けてあげたい』
『障害があるのなら、なおさら妻である私が支えてあげなければ・・・』
私は離婚前、同じことを考え、何度も泣きました。
でも、モラハラ夫は、自分の弱さに向き合う精神力がないため、自分の非に内心気が付いたとしても、見て見ぬふりをするほかないのです。
上記で説明した、モラハラ被害を受けやすい方の性格は、うつになりやすい性格（メランコリー親和型）にも近しいものがあります。
実際私は、暴言を受け続け、うつの症状に苦しみました。
自己肯定感は下がり、自分は生きている価値のない人間だと思うに至っても、モラハラ夫を支えたいですか？
うつは、自殺にも繋がる心の病です。
モラハラ夫の弱さのために、あなたが病む必要なんて、どこにもないのです。
あなたは、モラハラ夫のために、人生を捧げて暴言を受け続け、モラハラ夫の精神を保つ道具になりたいと願いますか？
離婚の勇気が出ない・・・モラハラは苦しいけど、踏ん切りがつかないあなたへ
【アドラー心理学】名著『嫌われる勇気』に学ぶモラハラ対処法 - 被害者の生きるヒント編 -
まとめ
私は、今まで表現できなかった苦しさが『モラハラ』というものであるとわかったとき、心が救われたのを覚えています。
夫から「お前がおかしい」と言われ、自分でも「自分がおかしい」と責め続ける日々。
違和感の正体に気が付くことが、まず第一歩だと思います。
『理由はわからないが、なんとなく辛いような気がする・・・』
本当は辛いのに、辛い気持ちに自分自身が気が付くことができないこともあります。
自分で、自分の気持ちに蓋をして、見て見ぬふりをしてしまうからです。
また、勇気を振り絞って友人や知人に相談しても、辛さを理解されないこともあります。
モラハラは、相談しても不完全燃焼に終わることが多く、そうなると更に、被害者の根拠のない自信のなさに拍車がかかってしまいます。
自分の知り合いに話すの勇気がない場合は、カウンセリングなどを受けてみるというのもひとつの手です。
カウンセリングも、一歩踏み出す勇気が必要ですよね。でも、私は知人に話したときよりも、自分の辛さと向き合うことができ、涙を流したことで少し心が軽くなったのを覚えています。
知人に対してだと、どうしても強がってしまったりしてしまうもの。割り切って、カウンセリングを受けることで、新たな気づきが得られるかもしれませんよ。
カウンセリングについてお悩みの方は、モラハラに疲れた・・・でも、カウンセリングや相談をしても意味がないと思っていませんか？をご参照ください。
離婚をお考えの場合には、【モラハラ離婚】０円で法律相談・お金の相談ができる！無料でできる離婚準備に無料法律相談などについての情報を掲載しています。
離婚に向けて自分で稼いでいく方法は、【リモートワーク・副業】資格なし・スキルなしの主婦が在宅で稼ぐ方法とは？にまとめています。
一歩踏み出すきっかけになると、嬉しいです。
