当初はモラハラ夫に魅力を感じ、モラハラ夫のそばにいるあなた。
モラハラ夫と一緒になるまで、敵も多かったのではないでしょうか?
モラハラ夫は、人気があり、モテる人間であることも少なくありません。
どうして、他者を虐待するような人間がモテるのでしょうか。
答えは、モラハラ夫が、『自分を魅力的に見せる天才』だからです。
今回は、モラハラ夫の魅力について、考えていきたいと思います。
嘘つきで口がうまい
モラハラ夫は口がうまく、その事実に関しては結婚前からお気づきの方も多いのではないかと思います。
口がうまく、嘘をつくことに罪悪感がないことに関しては、結婚後に徐々に気づき始めた、という方が多いのではないでしょうか。
モラハラ夫は、息をするように嘘をつきます。
『私たちが嘘をつくこと』と、『モラハラ夫が嘘をつくこと』では、感覚的に大きな差があるのです。
モラハラ夫は、『嘘』も含めて、口達者なのです。
「俺、嘘つけないタイプだから」と発言するモラハラ夫に騙されないでください。
その発言こそが、嘘なのです。
モラハラ夫は口がうまいですが、口先ばかりで行動が伴わないのが特徴です。
今までモラハラ夫に約束を破られたとき、モラハラ夫に言葉巧みに言いくるめられ、うやむやにされたことがありませんか?
言葉ではなく、行動を見て判断しましょう。
高学歴でエリート
モラハラ夫は、優れた経歴を持っており、エリートであることも多いです。
そのため、周りからは『良い夫』に見えます。
たとえあなたが、離婚を考え、勇気を出して周りのひとに相談しても、「あんなに良い人いないよ」などと言われてしまい、出端をくじかれてしまうことだってあるのです。
しかし、上述のとおり、モラハラ夫は嘘をつくことに罪悪感のない人間です。
経歴に関しても、モラハラ夫から聞いただけの話は、全て事実とは言い難いものです。
私は、学歴や職歴に関しては事実を知っていましたが、学生時代の部活のポジションや、仕事上の活躍などについては詐称されていました。
正直、どうでも良いことですが、モラハラ夫にとっては耐えがたい事実だったのかもしれませんね。
耐え難い過去は、嘘で塗り固めて輝かしい過去にしたいのでしょう。
このように、モラハラ夫から聞いただけでは、事実かどうか判断することも難しいのです。
頼りがいがあるリーダー気質
モラハラ夫に出会ったとき、モラハラ夫の頼りがいがあるところに惹かれた方も多いのではないでしょうか。
モラハラ夫は、目立ちたがりのため、人前に立って、みんなを率いていくタイプですね。
そのため、『縁の下の力持ち』的な存在のあなたからは、輝いて見えることもあります。
自信のなさを隠すために、まるで自信があるように振る舞っているモラハラ夫ですが、周囲の目から見れば、自信に満ち溢れたように見え、最初は周りの人もついてきます。
しかし、モラハラ夫の本性を知った周りの人物は、徐々に心の距離をとるようになりますので、輝かしい時間も、いつまで続くかわかりませんね。
モラハラ夫の周りの人間の心境の変化については、【モラハラ夫の末路】被害者と離婚したら、モラハラ夫はどうするのか?をご覧ください。
まとめ
結婚前は魅力的に見えていたモラハラ夫も、離婚を考え始めたころには、何が良くて結婚したのかわからなくなります。
モラハラ夫は、まさに『釣った魚に餌をやらない』というタイプですね。
あなたを得るまでは、モラハラ夫もあなたを釣ろうと必死でしたが、モラハラ夫があなたを得たと確信してからは、餌は与えないのです。
餌を与えないどころか、蔑み、威圧し、暴言により心をめった刺しにするなど、虐待が当然のものになっていきます。
しかしモラハラ夫は、自分をよりよく見せるための術をたくさん持っていて、無意識にそれらの能力を駆使し、周囲の人間を勘違いさせます。
近しい人間に理解されることは、難しいと考えておいた方が良いでしょう。
苦しい場合には、カウンセリングを受けるなど、完全なる第三者に聞いてもらう方が、客観的な視点から助言を得られる可能性が高いと思います。
カウンセリングについては、モラハラに疲れた・・・でも、カウンセリングや相談をしても意味がないと思っていませんか?をご参照ください。
『夫のことが好きではないかもしれない・・・』と心の隅にしこりがある場合、それは状況を見直す機会なのかもしれません。
モラハラ夫からの虐待は、こちらが対処しなければ、手を緩めてくることはありません。
モラハラ夫への対処法については、モラハラ夫をぎゃふんと言わせたい!モラハラ夫との同居時における注意点をお読みください。
もし離婚を視野に入れて動く場合には、危険のない範囲で、証拠も集めておくと後に役立つかもしれませんね。
証拠集めに関しては、モラハラで、慰謝料はもらえるの?モラハラを認めてもらうための証拠集めについての記事を参考にされてください。
お読みいただき、ありがとうございました。