【モラハラ離婚】自己愛性パーソナリティー障害の対処法

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自己愛性パーソナリティー障害の方が身近にいると、周りへの影響が大きく、本人よりも周囲の人間が困ってしまうことも多々あります。

自分のことが大好きに見えて、実はありのままの自分を愛することができないがゆえに、周囲を困らせる言動をとってしまう自己愛性パーソナリティー障害。

他人の立場になって物事を考えることが難しく、優劣をつけて標的を見下そうとします。

それでは、自己愛性パーソナリティー障害に対して、どのように対処すれば良いのか、考えていきましょう。

自己愛性パーソナリティー障害って?

対処法に入る前に、自己愛性パーソナリティー障害について、少しご説明したいと思います。

自己愛性パーソナリティー障害とは、自分は特別な存在であるとの過剰な自己評価があり、他者からの賞賛を求め他者への共感力に欠けるという特徴があります。

とても自信があるようにみえますが根底には自信のなさがあり、等身大の自分では愛されないという思いを抱えています。その自信のなさを覆い隠すため、自信があるようにふるまっているのです。

幼少期の環境などの要因で、脳への影響を受けているために、私たちとはまるで違った考え方をする、自己愛性パーソナリティー障害。

この自己愛性パーソナリティー障害は、モラハラ加害者に多く見られます。

詳しくは、【モラハラ加害者】自己愛性パーソナリティー障害とは?の記事をお読みください。

対処法

それでは、自己愛性パーソナリティー障害の方とは、いったいどのように関わっていけばよいのでしょうか。

モラハラ夫を含め、身の回りには、意外と潜んでいるものです。

自己愛性パーソナリティー障害の方への対処について、考えていきましょう。

複数人で対処する

自己愛性パーソナリティー障害に対しては、自分一人で相手しないようにするのが望ましいです。

主張は一貫していないのですが、相手が一人だとどうにでも丸め込もうとしてきます。

都合が悪くなれば、あなたに責任を押し付けてくることも考えられるでしょう。

そのため、他の人にも話の場に同席してもらうことが有効です。

同席者にも、一緒に矛盾を感じてもらいましょう。

協議離婚は難しいため、調停などの場を利用し、第三者に入ってもらうことをおすすめします。

【モラハラ離婚】知っておきたい離婚の種類 協議離婚・離婚調停・離婚訴訟(離婚裁判)の経験談

調停が不成立になれば、訴訟(裁判)に移行する場合も大いに考えられます。

第三者が入って事実関係を明らかにすることができるので、私の場合には離婚訴訟での離婚になって、むしろ良かったと感じています。

ただし、時間と労力が必要になりますので、訴訟に移行するかどうかはよく検討しましょう。

特別扱いしない

自己愛性パーソナリティー障害の方は、賞賛を求めますが、過度に賞賛する必要はありません。

他の方に接するのと、同じように接してください。

逆に、そっけなく接するのもよくありません。

他の方に対して感謝したり、賞賛したりするのと、同じ基準で関わりましょう。

みんな平等に接するというのが、大切です。

追い込まない

自己愛性パーソナリティー障害の方を、追い込まないようにしてください。

激昂すると、制御できなくなりますので、できるだけ刺激しないように関わりましょう。

ただし、あなた自身を守ることは大切です。

守るために必要な手段なのであれば、致し方ない部分もありますが、自己愛性パーソナリティー障害の方を責めずに対処することができないかを、もう一度検討してください。

こちらが攻撃せずとも、責任をとってあげなければ、自分の言動により、勝手に自滅していきますので、静かに見守りましょう。

あなたに追い込まれたことによって、自己愛性パーソナリティー障害の方が窮地に立たされれば、怒りの矛先はあなたに向きます。

自滅させて怒りの矛先を向ける相手がいない、という風な流れにするのが理想的です。

関係を切る・距離をとる

自己愛性パーソナリティー障害の方とは、関係を持たず、できるだけ、距離をとるようにしてください。

配偶者が自己愛性パーソナリティー障害だったり、会社の上司が自己愛性パーソナリティー障害だったりする場合には、関係を持たないことが難しいこともあります。

また、自己愛性パーソナリティー障害かどうか、わからない場合も多いです。

違和感があれば、離れて良いのです。

しかし、あまりにあからさまだと、標的にされるおそれがありますので、必要最低限の関わりのみに留めるよう、心掛けることが大切です。

大切な話をする場合には、第三者が介入できる方法をとったり、場合によっては録音をしておいたりなど、念を入れた対応をするのが良いでしょう。

配偶者との関係を切りたい場合は、離婚・別居が考えられます。

別居し婚姻費用をもらい続けるのか、離婚し養育費や児童扶養手当で生計を立てていくのか、熟考しましょう。

モラハラから逃げたい!離婚したいけどお金がない時に知っておくべきお金の知識①

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詳しくは、上記の記事に記載しておりますので、よろしければご覧ください。

まとめ

今回は、自己愛性パーソナリティー障害への対処法について、お伝えしました。

社会で生きていく上では、多種多様な価値観に触れ、様々な人間と関わっていくことになります。

しかし、そのすべてを受け入れる必要は、ないのです。

合わない人間とは、適切な距離を保ちつつ、上手くかわしながら、必要最低限の関わりをもつようにすれば、良いのです。

自分を犠牲にせず、まずは自分のことを最優先に考えましょう。

お読みいただき、ありがとうございました。

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