はじめに
モラハラ被害者は、一日中気を遣って過ごしています。
外で過ごしている間は、ピンと糸が張り詰めた状態で一日を過ごしているようなものです。
他の人が気づかないような、些細なことにも気が付くところは、モラハラ被害者の長所です。
しかし、その分疲労感も人より大きいのも、モラハラ被害者の特徴です。
家に帰りつくと、ドッと疲れが出ますよね。
しかし、待っているのは家事・育児。
自分の時間はほとんど持てず、へとへとです。
それでは、どのように対処していけば良いのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
外での対処法
家庭の外で、他者と接しているとき、常に気を張っているあなた。
色々なことが見え、気づいてしまうと、それだけで気苦労が絶えません。
それでは、他者とどのようにかかわっていけばよいのでしょうか。
気づかないふりをする
モラハラ被害者が、色々なことに気が付いてしまうことは、仕方がないことです。
しかし、気づいてから行動に移すのが早いところを、修正していきましょう。
気づいても、意識的に気づかないふりをしましょう。
その仕事は、あなたがやらねばならないことでしょうか?
きっと、そんなことはないのです。
あなたが率先して手をあげなければ、他の人が、どうするべきか考えるだけのこと。
気を遣って、全てを自分で引き受けようとしなくて良いのです。
きっと、気づかないふりをするくらいで、丁度良い塩梅になると思いますよ。
嫌われても良いと思う
モラハラ被害者は、みんなに嫌われないように、常に笑顔で、嫌な顔一つせず、誰もやらない仕事を引き受けることも多いです。
自分が嫌っている人にすら、好かれようとするのです。
全員に好かれようとするのは、無理です。
誰にも嫌われない、というのは、絶対に不可能です。
あなたがどんなに良い人であったとしても、『良い人』を妬み、嫌う人だって存在します。
もし、自分が嫌っている人があなたのことを嫌ってくれたら、接点が減ってラッキーなのです。
断る
断るタイミングも、必要です。
常に頼まれごとを引き受けて、それをこなしてしまうと、『あの人に頼めば、なんとかしてくれる』『あの人は、絶対に断らない』とあなたを利用してくる人がいます。
できないことは、『できない』と断って良いのです。
おそらく、自分のことを低く見積もっている方も多いと思いますが、モラハラ被害者になる人というのは、完璧主義な一面が強いです。
周りから見れば十分にこなせているのに、自分だけが『できていない』と評価しているにすぎません。
引き受けすぎて辛いのなら、断る勇気も持ちましょう。
オフ時の対処法
お休みの日や、お仕事終わりの自分時間。
外で気を張っていた分、疲労感が大きいはずです。
人と会うと、気疲れしやすいあなた。
だからこそ、オフのときにはおうち時間を充実させてみましょう。
とにかくゆっくりする
とにかく、ゆっくりできる時間をつくりましょう。
家事や、予定を入れない時間を持ってください。
家電や、便利なサービスを活用しつつ、自分が動かなくても良いところは、他のものに頼っていきましょう。
下記の記事を参考に、自分時間を捻出できないか、検討してみてくださいね。
家事負担を減らしたい!離婚後の家事負担を減らすための便利家電 お買い物や料理の時短の味方!ネットスーパー・食材宅配サービスのすすめ
時間が作れたら、ひたすら寝るのもよし、ひたすら動画を見るのもよし、好きに時間を使ってください。
まずは疲れを癒しましょう。
友人と会う時間も良いですが、一人の時間を意識的にもつようにすると、疲れにくくなります。
学びの時間をとる
疲れているのに学びの時間をとるなんて、無茶ではないか・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは未来の可能性を広げるための学びです。
もちろん、未来の可能性を広げるために、資格取得への学びをするのも良いと思います。
ただ、資格取得となると、本格的に勉強をする必要があるので、日常に疲れている方におすすめはしません。
ここでおすすめするのは、お金に関する勉強です。
(無料オンライン投資講座の視聴 24時間いつでも視聴OK)新NISAにより、投資への関心は高まっています。
無料のオンライン講座などを利用して、少しだけ勉強をすることで、未来の自分の暮らしは、もっと豊かなものになるかもしれません。
投資をしてみると、自分の仕事しか収入を得る選択肢がなかったところから、投資による収益を得るという選択肢が増えるので、心理的に今の環境に縛られずに済むようになり、心の負担が軽くなってきます。
しかし投資はリスクが伴うもの。勉強せずに始めるのは、リスクが高いです。
まずは少しだけ時間をとって、基本的なところを学べると良いですね。
身体を動かす
疲れているときは、身体を動かすのが面倒に感じるものですね。
自宅でできるフィットネスサービス SOELU(ソエル)そんなときは、ヨガなど、ゆっくりした動きで自分の身体を感じるものがおすすめです。
やるまでは面倒ですが、やった後は身体が軽くなります。
いつも頑張っているのは、あなたの心だけではなく、身体も同様です。
身体を動かしていると、自然と何も考えずに済むこともあります。
心を無にして、自分の身体と向き合うのも、良いものですよ。
まとめ
今回は、モラハラ被害者の疲れやすさと、疲れへの対処についてお伝えしました。
生まれ持った特性は、なかなか変えられませんが、その対処を知っておけば、自分の心の負担は軽くなります。
まずは自分の特性を知り、どのように対処すれば良いのかを理解しておきましょう。
日々忙しい中で、なかなか自分と向き合ったり、自分を変えたりするのは難しいものですが、何かひとつ、できそうなものから始めてみると、はずみがついて良いかもしれません。
【アドラー心理学】名著『嫌われる勇気』に学ぶモラハラ対処法 - 被害者の生きるヒント編 -
モラハラ被害者の生きづらさが、少しでも軽くなることを願っています。
お読みいただき、ありがとうございました。