シングルマザーは、お金に余裕がない方も多いです。
ひとりで子どもを育てるうえで、一番出費がかさむのは、家賃ではないでしょうか。
持ち家がある場合、賃貸に移る場合、実家に戻る場合など、さまざまなパターンはありますが、今回は賃貸物件の選び方についてご紹介していきたいと思います。
不動産会社の選び方
もし今のあなたに収入や貯蓄がない場合、審査に通らない可能性があります。
離婚すれば、児童扶養手当などの支援を受けることができる場合であっても、それは収入として扱ってもらえません。
不動産会社は、何軒か周り、信頼できる担当者を見つけましょう。
審査が通れば払える見込みがあるということを担当者に伝え、打開策がないか聞いてみてください。
私は無収入でしたが、融通の利く担当者に出会うことができ、収入や貯蓄がないながらも審査に通ることができました。
担当者の選び方
不動産会社の担当者にも、さまざまな人がいます。
良い担当者を見極めることは、良い物件を選ぶために重要なポイントです。
良い担当者
良い担当者は、物件のデメリットも含め、話してくれます。
また、周辺の環境についての情報をくれ、一緒に考えてくれることもあります。
自分自身の職場の場所や、子どもの学校の場所などを踏まえた相談に乗ってくれるので、参考になることでしょう。
悪い担当者
反対に、悪い担当者は、自分のノルマや成績のことしか考えておらず「今契約しないと他の人にとられますよ」などと不安をあおるような発言をします。
もちろん、物件の表面的なことしか話してくれないため、今後の生活のイメージは湧きにくくなります。
賃貸物件の選び方
シングルマザーにおすすめの物件としては、以下のものがあります。
都市ガス物件
一般に、プロパンガス物件よりも、都市ガス物件の方が、月々のガスの使用料が安くなる傾向にあります。
月々の家賃だけでなく、毎月かかる光熱費についても考慮しておきたいポイントです。
ただし、私が住んだ物件の中には、プロパンガス物件でも、都市ガス物件と使用料が大差ない場合がありました。
このように、プロパンガスだから、都市ガスだからと一概に言えるものではありませんので、一つの参考にされてみてください。
【ガスチョイス】ガス代についても比較検討ができる時代になりました。
料金比較を行ってみると、料金を抑えられるかもしれませんね。
インターネット無料
物件によって、
・インターネットが完全に無料の物件
・一番安いプランのみついていて、快適に使いたい場合には追加料金を支払うプラン
・そもそもインターネットがついていない
など、さまざまな物件があります。
安いプランのみついている物件の場合は、回線が使い物にならない場合があるので、注意が必要です。
インターネットがついていなくとも、格安スマホのテザリング機能を活用してインターネットを使うことが可能ですが、できれば無料物件がおすすめです。
インターネットがついていない物件なら、テザリングで快適に過ごすためにも、
楽天モバイルが圧倒的におすすめです。
住宅構造
木造
費用面で考えれば、木造が一番家賃を抑えることができます。
比較的新しめで、おしゃれな物件も多いです。
しかし、木造のデメリットとして、音漏れが挙げられます。
騒音問題で悩んでいる人は、木造の物件に住んでいることが多いです。
子どものはしゃぎ声や足音など、近所に迷惑をかける心配がある方は、木造の物件は避けておいた方が良いでしょう。
鉄骨
私は一時期、鉄骨の物件に住んでいましたが、騒音などに悩むことはありませんでした。
鉄骨の物件のデメリットとしては、夏は暑くて冬は寒いため、エアコン代がかかることです。
扇風機やこたつなどを効率的に活用して、電気代を抑える工夫が必要になります。
【いつでもやめれるでんき】電気代についても、安易に大手と契約するのではなく、比較検討することをおすすめします。
鉄筋コンクリート
私が一番おすすめするのは鉄筋コンクリートの物件です。
デメリットとして、築年数が古いものが多いわりに、家賃としては高い場合も多いです。
しかし、夏でもある程度涼しくて、冬もほんのりあたたかいので、エアコンによって電気代がかさむことを抑えられます。
また、鉄筋コンクリートはマンションタイプが多く、オートロックがついている場合もあります。
防犯面が心配なシングルマザーは、オートロックがついている物件だと安心です。
2階以上
シングルマザーは、2階以上に住むことをおすすめします。
子どもの足音が迷惑になるのではないかと気になる場合、1階部分が駐車場になっていたり、テナントが入っていたりする物件を選べば、近所でのトラブルには発展しにくいことでしょう。
場所
物件の場所としては、
・大通りから入り込まず、車通りのある道
・店や街頭の明かりがあり、暗すぎない
・職場の近く
・近くにスーパーや病院などがある
上記のような場所が良いでしょう。
物件の部屋の中だけでなく、周辺の環境や防犯面も意識して物件を選ぶのがポイントです。
まとめ
今回はシングルマザーが物件を選ぶコツについて、お伝えしました。
全てを満たす物件はなかなかありませんが、上記を踏まえた上で、比較検討し、自分ならどこを妥協するのかと突き合わせて考えてみると、物件選びがうまくいきやすくなります。
家は、ほっとくつろげるあなたの居場所です。
思ったより費用がかさむ、隣人とトラブルになったなど、さまざまなストレスを抱えないためにも、しっかり比較しながらより良い物件を探してみてくださいね。
少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。